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燧ケ岳  2356メートル

平成21年10月17日(土)〜19日(月)

日本百名山 新・花の百名山 花の百名山(尾瀬沼)  

7時前、久喜駅西口。東北道を走り尾瀬御池。バスに乗り込み紅葉の会津駒ケ岳を左に沼山峠休憩所。昔人の関東と奥州の往来の道、沼田街道を30分程で尾瀬沼が姿をみせ尾瀬沼峠。樹林の中を下ると草紅葉の大江湿原。尾瀬沼を背に3本カラマツ、黄と緑の中に白いダケカンバ群。木道を行き歴史を偲ばせる長蔵小屋。時間もあり小屋前を過ぎ三平下に向かいました。途中、尾瀬沼越しに燧ケ岳。しばしの時を費やし小屋に戻りました。一畳の居場所の山小屋を覚悟していたのですが、なんと、あの日の鳩待山荘の様に個室!風呂の時間までビジターセンターでのひと時を過ごし、窓越しの景色を肴にビールで乾杯。明日の好天を祈りながらの眠り。眼をさますと靄につつまれた湿原の向こうに朝焼けの燧ケ岳。6時40分小屋を後にし長英新道。遠くに鹿の鳴声をききながら、オオシラビソの樹林帯の中を延々。急坂となり視界が開け始めミノブチ岳。ここから岩の急場を登りつめ、10時俎ー。眼下に尾瀬沼、大きく会津駒ケ岳、更に日光の山々。しばし疲れた足を休めリュックを置き眼前に聳えた柴安ーへ。開けた山頂からは尾瀬ヶ原、至仏山,上州武尊、淡く北アルプス、北には平ヶ岳、中ノ岳等越後の山々。あまたの名山にかこまれ1時間程。俎ーに戻り12時御池への道。歩きにくい岩の急坂を下り熊沢田代、広沢田代を抜ける頃、振り返ると一面霧が迫り始めました。樹林の木々を雨除けに2時40分御池登山口。紅葉につつまれた山道を下り桧枝岐の宿。熱燗に晩秋の尾瀬、燧ケ岳に想いを馳せながらの夕餉となりました。
 
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 福島県
 
    
 御池→沼山峠
・・御池