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船形山 1500メートル

平成21年6月7日(日)

日本二百名山  

前日、早朝家をでて東北道をひた走り、加美町の300年以上続くという旅館についたのは4時過ぎでした。女系家族のおかみさん姉妹と会話しながらの夕餉。翌朝6時薄曇りの中、宿をたちました。昨日確認しておいた道標を左に折れ大滝野営場を目指しました。しばらくいくと土と石のむきだしの悪路。昨夜の雨も重なり、1時間程悪戦苦闘しながらやっと野営場。8時半過ぎ登山道に入り笹薮の中を行くと笹がザワザワ。熊!ひるみました。大声をだしてもまだ笹がそよぎます。人影!ミズを採る山菜採りの人でした。小雨の煙るブナ林の道を登り雪渓の脇をすすむと、心安らぐタムシバの白い花。1時間半程で御来光岩。ムラサキヤシオ、ショウジョウバカマ、ミネザクラに癒され、10時半、御所神社が奉られた広い山頂。眺望はあいにくでしたがヨツバシオガマ、ミヤマキンバイ等が咲く頂でした。40分程の時を過ごし山頂を後にしました。帰路、見つけたシラネアオイに心をのこし野営場に戻ったのは1時過ぎでした。冷たい水で雨具の泥を落とし今日の宿、秋の宮温泉に向かいました。ダム越しにいくつものトンネルを抜け秋田県の湯治宿に着いたのは5時を過ぎていました。
 
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