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神室山 1365メートル

平成21年6月8日(月)

日本二百名山  

5時宿をでました。東北の長閑な田舎道を抜け山道を20分程、西ノ又登山口駐車場は我々だけ。静けさのなか、熊に会わぬように・・・との看板に不安がつのります。いきなりの杉林の急登、ブナ林にかわり50分ほどでいっぷく平。第一ピーク、第2ピークへのぬかるみの尾根道。さらにざんげ坂といわれる急坂。道をおおう雪渓を渡りながらの登り。なんと登山道に命、星となった日本カモシカ。靄にまかれ展望のきかぬ尾根道を行くとカタクリの群生、更には昨日とは違い、シラネアオイの大群落、そしてイワカガミ。花々に心奪われながら、9時半過ぎ前神室山。船形山で道を尋ねた登山者に遭遇。この山でたった一人の出会いでした。無事を祈りながら別れました。西ノ又分岐を過ぎると痩せ尾根。両側の切れ落ちた岩場を超え、11時神室山山頂。寒さの中30分程の時を過ごしました。帰路、日が差し始め東北の山々が姿をみせてくれました。急坂を下り4時過ぎ下山。奥深い東北の旅の締めくくりは鳴子温泉。白い硫黄の湯につかりながら、花々につつまれながらのハードな山行の余韻に浸りました。
 
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