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森吉山 1454メートル

平成22年6月6日(日)

日本二百名山 


前日の5時半、家を出て東北道をひた走り、平泉を過ぎるとスコールのような雨。盛岡インターから秋田街道を行きいくつものトンネルを抜け3時すぎ田沢湖。神秘の湖は、淡い山々に囲まれ水面を白と緑と青にきらめかせていました。ここから秋田内陸縦貫鉄道沿いのマタギ街道を走り、ペンション村の宿に着いたのは5時前でした。翌朝の始まりは、宿近くのゴンドラ山麓駅。駅には市から派遣された何人もの登山ガイドがゴンドラの始発を待っていました。新緑の木々を眼下に10分程のゴンドラの旅。山頂駅の近くにザゼンソウ。シラネアオイ、ミツバオウレン、タカネスミレ等の咲く登山道を20分ほどで石森。ここから雪の残る山頂を望みながら所々の残雪を踏みしめながら阿仁避難小屋。雪に埋もれた稚児平をすぎ、青空の下の芽吹き始めたミネザクラ。オオシラビソの樹林を抜け10時半一等三角点の山頂。山頂からは淡く雪を被った秋田駒ケ岳、奥羽の山々。わずかに日本海の水平線。奥深いみちのくの山々に囲まれ40分程の時を過ごしました。雪の下で息吹始めている、あまたの花々への想いを馳せながら下山。駅ちかくの道をそれるとツバメオモトが。花と残雪の森吉山を後に、乳頭温泉郷 「蟹場温泉」の湯花に身を宿しました。   
 
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