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| 燕岳 ２７６２メートル |
| 天気 |
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| 日本二百名山 |
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長野道を安曇野IC。穂高神社脇駐車場からタクシーで中房温泉。１０時半前、登山道。沢音を耳にいきなりの急登。木の階段がつけられた道をジグザグに登り４０分程で水場のある第１ベンチ。増す傾斜に喘ぎ、救いの第２、第３ベンチ。１時半富士見ベンチ、半ばの食欲。緩み始めた潅木道を合戦小屋、売店にスイカ。小広場の合戦沢ノ頭を過ぎると雲が切れ、木の間に燕岳山頂。高みの赤い建物に思いやられの先。４時過ぎ燕山荘。裏手の小屋が我々のねぐら。リュックを置いて戻り、生ビールで乾杯。摘みは常念、大天井、槍ヶ岳、裏銀座の山々。足下のハイマツに雷鳥。日が山に沈み夕食、ハンバーグが旨い。
翌朝、暗闇をヘッドライトを頼りに花崗岩の巨岩を登り山頂。５時、雲の中から太陽。赤く染まる雲海に浮かぶ富士、八ヶ岳、南アルプス、浅間山。振り向けば鹿島槍ヶ岳、劒岳等々。寒さをも忘れた一時。イルカ岩を下ると、白い岩砂にピンクのコマクサ。燕山荘のベンチで朝飯。多くの登山者とすれ違いながらの下り。予定の第１ベンチでのタクシー予約は叶わず。１時間待ちのバスを覚悟に１１時登山口。なんと、居合わせのタクシー。車道を横切る猿の群れ、見送られ穂高神社。待っていてくれたような燕岳、振り返ると雲の中でした。
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