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蝶ヶ岳 2677メートル 〜 常念岳 2857メートル

平成20年8月1日(金)〜4日(月)

日本百名山(常念岳)  

11時都庁前からさわやか信州号、眠れません。高速を行くと思っていたのですが談合坂、諏訪サービスエリア立ち寄り以外は国道20号、これが夜行バス。6時前上高地バスターミナル。何年か前、帰りのバスに2時間程待たされたことが昨日の様。河童橋を左に徳沢へ。梓川沿いに行くと大きく明神岳、圧倒されて7時30分明神池。多くの登山者、今日の蝶ヶ岳ヒュッテが気がかり。1時間程で徳沢。冷たい水をぺットボトルに詰め替え徳沢ロッジ脇を蝶ヶ岳。懸念した登山者の多くは槍ヶ岳方面。静かな樹林帯の急登、明神岳を回るかの様に1時長塀山、花々に囲まれた妖精ノ池、超えると蝶ヶ岳山頂が。力がよみがえります。山頂からは穂高、槍ヶ岳、常念岳等々、眼下に安曇野。雲の流れより遅い時をすごしました。色とりどりのテントの蝶ヶ岳ヒュッテに3時30分過ぎ。狭い布団に寝場所を確保し、ビール、酒を手に雲上の酒場。もうおつまみはいりません。名だたる北アルプスの山々が手の届くところ。赤い空に驚喜し部屋に戻りうつろな一夜。
4時小屋発、瞑想ノ丘で日の出を待ちました。東に日が昇ると西の穂高、槍ヶ岳などの山頂が赤く。寒さをも感じさせない時でした。蝶槍に6時30分、ここで朝食。槍、穂高をみながら急降下。お花畑をすぎ広場、眼前に幾つものピーク越しの常念山頂、振り返れば蝶ヶ岳。岩場に取り付き11時30分山頂。まさに天空の大パノラマ。ガレた道を下ると真下に常念小屋。明日の下りを残すのみとなり酒もまわりました。翌5時40分常念小屋発。雷がなりはじめ雨、一の沢を下りヒエ平についたのは9時過ぎでした。雷もカーテンコールに思えた常念岳、蝶ヶ岳でした。
 
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